フットサルボールとサッカーボールの違い

  • 2023/08/10 更新

フットサルボールとサッカーボールの違い

こんにちは!川上です。

前回の『芝』の紹介に続いて、今回もフットサルに欠かせないアイテムのご紹介をいたします!

欠かせないどころか、これが無くては何もできません。言うなればフットサルの命ですよね。
『ボール』のご紹介です!

正直、ご紹介といっても単体の説明は不要かと思います。
「サッカーボールよりもちょっと重くて弾まないボール」これがフットサルボールです。(笑)
ここで終了というわけにはいかないので、サッカーボールと比較してボールの深堀りをしていこうと思います!

・サイズの比較
 サッカーボール(4・5号球)とフットサルボールのサイズの比較をしていきます。

 サッカーボール
 [4号球(小学生用)]
  直径 20.5cm / 周囲 63.5~66cm / 重さ 350~390g
 [5号球(中学生以上)]
  直径 22cm / 周囲 68~70cm / 重さ 410~450g
 [フットサルボール(大人用)]
  直径 20cm / 周囲 62~64cm / 重さ 400~440g

  サッカーボール4号球とフットサルボールはほぼ同じ大きさですが、重さはサッカーボール5号球とほぼ同じ重さになっています。

・フットサルボールが弾まない理由と構造

 フットサルボールはサッカーボールのように高く弾むことはありません。
 弾まないよう重く設計されています。
 ですが、なぜ弾まないようになっているのでしょう。
 理由は簡単です。

 “コートがサッカーよりも狭いため、弾みやすいとプレーが切れる頻度が高い”

 フットサルではサッカーのようにロングボールを多用することは少ないですよね。
 サッカーボールを足元で収めるのもフットサルコートでは難易度が高いと思います。
 スピーディーな試合展開を演出するためにもボールは一役買っているんです!

 そんなフットサルボールですが、どのように弾まないような構造になっているのか。調べてみました。
 
 フットサルボールのバウンドには基準があります。
 「高さ2mから落下させたとき、最初のバウンドが50cm以上65cm以下の範囲で飛び跳ねる」
 この基準を満たしていないとフットサルボールとは認められません。

 低いバウンドを実現するために、中の構造が工夫されています。
 
 サッカーボール構成要素
 →ゴムボール・皮
 フットサルボール構成要素
 →ゴムボール・皮・綿
 
 このようにフットサルボールには綿が入っています。
 サッカーボールはゴムボールの上に皮が貼ってあるような構造に対し、
 フットサルボールは、ゴムボールと皮の間に綿がつめてあってバウンドの衝撃が小さくなるように設計されています。
 材質が重いものを詰めているわけではなく、構造の工夫がされているからこそ弾まないボールが完成しているのですね!

いかがでしたでしょうか!
知っているようで知らないような、身近なアイテムの深堀りでした!
これを読んでくださることで、改めてフットサルへの愛情が深まると嬉しいです!